今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
日本人が被害者宅まで案内役。日中窃盗団17人。
県警捜査3課と磯子署などが、中国人14人と日本人3人で構成する窃盗団を逮捕していたことが分かりました。
日本人が窃盗事件の被害者宅まで案内していたとみられます。
調べでは、横浜市磯子区杉田1のアパートに侵入し、現金6000円とバッグなど4点(3万6000円相当)を盗んだ疑いです。
窃盗団は横浜市中区や南区などに5カ所の拠点を持ち、数人ずつに分かれてレンタカーや電車などで移動。
首都圏で空き巣を100件以上繰り返したと供述し、被害総額は2500万円以上に上ります。
窃盗容疑でグループ17人を逮捕するのは、神名川県内で最多規模だということです。
窃盗団の特徴としては、
1)不法滞留外国人と日本人との混成であることが多い。
2)分業化されている。情報屋、車の運転手、見張り役、実行犯、預金引出し役、換金役など。日本人が情報屋や車の運転手、換金役などになっていることが多い。
3)短時間で犯行を終える。5分間以内に終えるようストップウオッチを持参していることも多い。
4)武器を所有していることが多い。刀、ナイフ、ピストルなど。武器の使用にも慣れている。
5)凶悪。犯人に抵抗すると命も危険である。
6)盗むものはいろいろ。現金だけでなく貴金属、パソコン、自動車、家電、家財道具一式、金属など。換金ルートが確立されていたり、バラして部品の状態で輸出される。
7)侵入手口はその窃盗団、対象によって異なる。サムターン回し、ピッキング、ガラス破り、ドアのこじ開け、壁穴開け、車で建物破壊など。荒っぽい手口も多い。
投稿者: スタッフ (2007年12月10日 09:20)