今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
自宅から現金8000万円 盗まれる。
熊本市蓮台寺の貸家業の男性(69)宅から現金約8000万円と腕時計など7点(時価計約180万円)が盗まれたと、11日までに通報がありました。熊本県警南署は窃盗事件として捜査しています。
調べでは、男性は妻(62)と娘の3人暮らし。7日午後零時半ごろから同2時ごろにかけて家には誰もおらず、買い物から帰宅した妻が、男性の書斎の金庫が壊されるなど部屋が荒らされているのに気付き、110番しました。
男性宅は一部鉄筋の木造3階建てで、1階は駐車場。2階西側の窓1枚が壊され、主に書斎から現金や通帳、印鑑などがなくなっていました。
空き巣被害ですが、ちょっとびっくりするような高額現金窃盗です。
8000万円も自宅の金庫に保管しておくなんて、どんな事情があれ避けるべきです。
このニュースだけでは警備会社システムや防犯システム、防犯監視カメラの有無が記載されていないため不明ですが、何も対策をしていなかったとしたら無謀としか言いよがありません。
建物内に入られてしまえば、何らかの被害が発生します。
金庫といえども「背面やぶり」や「金庫ごと盗む」などいろいろな方法で金庫荒らしの被害が発生しています。
ましてや8000万円の現金。通帳も盗まれているということですが、銀行から引き落としされていないことを祈るばかりです。
防犯対策はきちんととることが必要です。
●金庫を過信しない。現金は銀行に預ける。
●金庫は防犯性能の高いものとし、据え置きタイプで、床にボルトで固定する。
●建物内に入られないように外周警備を行う。
●窓ガラスを割られたらベルやサイレンで威嚇撃退する侵入検知する防犯システムを導入する。
●建物屋外で防犯システムが設置していることをアピールする。
投稿者: スタッフ (2007年12月11日 17:20)