今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
地下タンクからタンクローリー車で軽油泥棒。
17日午前2時ごろ、坂東市駒跿(こまはね)の八重洲鉱油駒跿油槽所で、埼玉県草加市原町1の燃料卸小売業Yさん(41)が借りている地下タンクから軽油が盗まれているのをYさんの会社関係者が発見しました。
調べでは、盗まれた軽油は約14・5キロリットル(174万円相当)。
油槽所の門扉のチェーン錠が切断されており、15日午後5時以降にタンクローリー車が持ち込まれ、盗まれたとみています。
地下タンクからタンクローリー車で盗難とは、「軽油泥棒」も大掛かりです。
ガソリンや灯油などの価格が高騰しており、その影響で全国で灯油やガソリンが抜き取られたりしています。
「金属盗難」も金属価格が高騰したことが原因でしたが、その背景には北京オリンピックによる建設ダッシュがありました。
「ガソリンや灯油・軽油盗難」の背景には、石油の埋蔵量に限りがあり、あと年十年なんて数字がニュースに流れ、
マネーゲームのように石油価格も高騰させられている世界情勢があると言えます。
泥棒の世界もグローバル化、世界情勢が背景にあるのです。
毎日の新聞やニュースの犯罪の裏事情を推測することもある種楽しいものです。
ただ、犯罪の凶悪化傾向がますます高まっています。
今年1年、親が子供を、子供が親をといった殺人事件や、隣人による殺人事件などが何件も発生しました。
「犯罪の日常化」が進んでいる。特殊な人ではないはずの人が殺人などの事件当事者になっている。そんな気がしています。
そうしたニュースの時には、できればそのニュースを見たくないと思うことも多くなりました。
師走には「無事」という言葉が入った掛け軸なども良く目にします。
何事もなく過ごせたことの幸せをかみ締め、感謝することが重要です。
2008年は「無事」に、多くの人が過ごせる年であってほしいと考えます。
投稿者: スタッフ (2007年12月19日 09:57)