今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
納税通知配達の帰りに下着泥棒
干していた女性用下着を盗んだとして、静岡県浜松市中区野口町の市納税課非常勤職員(62)が窃盗容疑で緊急逮捕されました。
男は固定資産税の給付期限が過ぎている事を知らせる書類を被害女性(29)に渡した帰りで、容疑を認めているということです。
調べでは、19日午後3時25分ごろ、同市南区の派遣社員の女性宅物干し場から、パンツ1枚(300円相当)を盗んだ疑いです。
女性が家の中から目撃し、「納税についての通知を持ってきた徴収嘱託員に下着を盗まれた」と110番通報しました。
男は市の嘱託で徴収業務を行っており、通知の封筒には男の名前が手書きされていたようです。
浜松東署員が自宅で男を問いただした際、40枚近くの下着を出したということで、同署は余罪を追及するようです。
市の職員で納税の通知を持ってきた、と言われると何の疑いもなくドアを開けてしまう人が多いのではないでしょうか。
仮にインターホンで相手の姿を確認したとしても、それらしい服装だと怪しい人かどうかも分かりません。
今回の事件では下着を1枚盗まれただけの被害で済みましたが、ドアを開けた途端、凶器で脅され金品を要求されたり、いきなり犯人が襲いかかってくる可能性もあります。
女性の一人暮らしはもちろんのこと、子供が家に一人きりという状態も心配です。
核家族化が進み、両親が共働きで子供が一人という家庭も増えており、子供が家に一人でいるという状態が日常的になっている家庭も多いのではないでしょうか。
防犯 監視カメラや防犯 システムの設置は、会社事務所や店舗が主であった時代から、一般家庭やマンションにまで広がりをみせています。
防犯 監視カメラが設置されていれば、「見られている」「記録されている」と犯罪者に思わせることで、捕まるという危険性をより分かりやすく示すことができます。
万が一の被害に備えた事前の防犯 対策が、犯罪の抑止力となります。
投稿者: スタッフ (2008年1月21日 18:33)