今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
インターホンで不在確認。空き巣155件の侵入手口
「空き巣」というのは、無人の建物に侵入して金品を盗む手口です。
「無人」であることを確認するのに、泥棒は事前にいろいろと「不在者確認」を行います。
大阪や兵庫で155件の空き巣などを繰り返し、約3900万円を盗んで不動産仲介業(60)。
調べでは、男は04年10月〜07年9月、神戸市や尼崎市、東大阪市などの民家に侵入し、現金などを盗んだ疑いです。
インターホンで家人の不在を確認後、庭などの脚立を使って2階に上がり、窓ガラスをドライバーで割って侵入していました。
「不在確認」の方法としては、
●インターホンを鳴らす。
●呼び鈴を押してみる。
●窓ガラスに石を投げてみる。
●建物外観で判断(電気が消えている、洗濯物が干しっぱなし、カーテンが開いたまま、閉めたまま等)
家の中に人がいないと思って侵入しますので、万が一人と出くわすとパニック。
武器を持っていることが多いため、家人が怪我をしたり、最悪のこともあります。
大阪での「乳児強盗殺人事件」。母親も自殺をするという最悪の事態になってしまいました。
「事件の45分前に、呼び鈴が鳴らされ、錠を開けて外を見たが誰もいなかった」ということですので、犯人が様子を見るために呼び鈴を押した可能性も高いと思います。
無施錠の玄関から侵入され、生まれて間もない赤ちゃんが被害に遭いました。
ご冥福を心よりお祈りします。
投稿者: スタッフ (2008年1月24日 09:59)