今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
病院荒らし。「手口はネットで見て覚えた」
広島で逮捕された泥棒。
2006年 夏以降に、主に広島市内の病院などに窓ガラスをバーナーで焼き破る手口で侵入。
現金のほか、自分で使用するために睡眠導入剤や性的不能治療薬バイアグラなども盗んでいました。
「侵入の手口はインターネットで見て覚えた。30件以上はやった」と供述しているようです。
病院の防犯対策に関しては何度もご紹介していますが、
薬、ノートパソコン、事務所の現金、病室の現金など、以外かもしれませんが盗まれるモノは沢山あります。
事務所や薬剤室への防犯対策として、出入管理システム、防犯監視カメラ、侵入警戒システムなどを連動させることをお勧めします。
それにしても、手口をインターネットで見て覚えたというのが気になります。
インターネット、TVなどで侵入手口の詳細を画像などで見せる・・というのを見るたびに、それを真似る犯人が増えることが気になります。よくマスコミの方から電話取材を受けますが、どうしても見たときの印象が強い内容を希望されます。
しかし、防犯という面ではそれでいいのでしょうか?
やはり防犯に携わるものとして、きちんとした倫理を持ち、広報活動も行うことが大切だと思います。
TVに出ている防犯関係者も一考いただきたいと思います。
投稿者: スタッフ (2008年1月29日 17:38)