今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「犬の散歩中に 無施錠の車を物色」900件は車上荒らし。
泥棒は「下見」をするといいますが、いつ「下見」をしているか?
というと、わざわざ下見に出かけることもあれば、日常の生活中に無意識の中で下見をしていることもあります。
車上荒らし900件を供述している男女。
どういう方法で「下見」をしていたかというと、「犬の散歩中」
犬を散歩させながら、無施錠の車を物色していたということです。
車内から預金通帳などを盗んでおり 、「生活のため、東京都内や千葉、埼玉県で盗みを900件ぐらいやった」と供述しています。
以前、朝6時頃より家の周辺を散歩していた頃、犬の散歩の人にすれ違うことが非常に多かったです。
皆、高価そうなカタカナの名前の犬ばかりで、びっくりしました。
散歩をしていると、その道沿いの家など建物に自然と目がいきます。
この家の椿は奇麗だとか、この家のチューリップは色の取り合わせがすごいとか、家の庭などが目につきます。
そして、防犯を扱っている人間としては、その家の塀が高いとか、死角があるなあ、なんてことも自然に感じます。
そして散歩を装いながら泥棒の下見はできるなあと思っていましたが、やはり実際に行っていた泥棒がいました。
犬も散歩ファッションも皆泥棒のための小道具。
誰にも不審に思われずに下見ができます。
やはり、下見時に、「この家は死角がない」「防犯意識が高い」と感じさせ、対象から外させることこそ重要です。
投稿者: スタッフ (2008年2月21日 15:36)