今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
新聞の「おくやみ欄」を情報源に、空き巣ねらい。
泥棒は捕まりたくないため無人の家を狙おうとします。
その情報源に新聞の「おくやみ欄」を使用していた泥棒がいました。
葬儀で不在にしている民家を狙う手口で、茨城、栃木、群馬の3県下で計56件の空き巣を繰り返していました。被害額は約3000万円に上るということです。
05年8月〜06年9月の間、新聞のおくやみ欄を基に葬儀や通夜で無人になっている民家を割り出し、窓を割るなどして侵入。貴金属などを盗み、東京都内のリサイクルショップで売却していました。
水戸、土浦市のほか、宇都宮、前橋市などにも出向いていたということです。
以前別の泥棒は、新聞配達所に勤めていて、「旅行などで短期に新聞を止める」という情報を入手して犯行に及んだということがありました。
郵便受けに新聞が溜まっているのは留守だということが建物外部から判明するので避けていただきたいのですが、こんな事例を聞くとちょっと躊躇してしまいますよね。
いずれにしても「無人であること」が泥棒などにわからないようにすることが大切です。
□ 洗濯物を夜遅くまで干したままにしない。
□ 郵便物や新聞が溜まったままにしない。
□ 夜遅くになっても外灯や室内照明がつかず真っ暗な状態にしない。
投稿者: スタッフ (2007年3月 6日 09:05)