今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
バイク窃盗団。「スーパーカブ」ばかり狙う。
ホンダのバイク「スーパーカブ」を狙って盗んでいた窃盗団リーダー(41)が再逮捕されました。
これまでに他に20〜40代の男5人を窃盗容疑などで逮捕しています。
昨年4〜9月に神奈川、埼玉県内で約200台を盗み、買い取り業者に売って約1000万円を稼いでいたとみて警察では調べています。
戸塚署員が昨年9月27日、横浜市戸塚区の駐車場でバイク4〜5台を荷台に載せたトラックを発見。
バイクの車体番号が盗品と一致し、トラックに乗っていた住所不定男2人を盗品運搬容疑で逮捕し、捜査を続けていました。
先日は「インテグラ・タイプR」ばかりを狙って100台盗難した男7人が逮捕されました。
「高く買い取ってくれるので盗んだ」などと供述。被害は昨年夏までの1年間に、栃木、埼玉両県を中心に100台以上、総額1億円以上とみられます。
窃盗グループは2、3人に分かれ分業化して犯行に及びます。
まず、「下見」乗用車で住宅街を物色し対象となるバイクや自動車を見つけます。
対象となるバイクや車を見つけると、1人が見張り役となり、別のメンバーが実行犯。
バイクの場合にはそのまま持ち去るという方法もあります。
自動車の場合には金属棒でドアをこじ開けて盗んでいました。
盗んだバイクや車は、海外で高く売れるということで、「スーパーカブ」や「インテグラ」などが狙われています。
バイク、自動車、トラックなどの盗難防止には、やはり外周警備だと思います。
「敷地の中に入らせない」ということが重要です。
駐車場や、バイク・自動車販売店・運送会社など防犯対策の強化が必要です。
投稿者: スタッフ (2008年3月 4日 08:49)