今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
夜の洗濯物干しっぱなしの家はだらしなく、無施錠が多い。
泥棒は侵入する前に下見をして侵入する対象を決定します。
基準は「侵入しやすい・人目につかないこと」ここでも「安全性・確実性・容易性」といった点を考慮して犯行対象を決定しています。
福岡県で逮捕された63歳の泥棒が、犯行対象を決定していた理由は
「夜中に洗濯物を干している家はだらしなく、無施錠の場合が多いと思って狙った」
ということ。
この男は福岡、熊本両県で285件の忍び込みを供述、うち102件(被害額約720万円)の裏付けが取れました。
この泥棒、逮捕された当初は余罪に関して黙秘していましたが、
「最近は無施錠の家が少なくなり、この“商売”も割に合わなくなった。年も考えて、泥棒人生はこれ限りにしたい」と余罪に関しても話し始めたということです。
その中で夜間に洗濯物を干している家を狙ったことを供述しているそうです。
同じような話があります。ゴミの日以外にゴミを出していたり、貼られているポスターがはがれかけていても放置していたり、自転車の不法駐車が多い地域は泥棒にとっては狙いやすい地域だということです。なぜなら地域コミュニティがきちんと形成・機能していないということだからです。
やはりきちんとしている家や地域は無施錠もなく防犯意識も高いということなのかもしれませんね。
投稿者: スタッフ (2007年3月 7日 09:05)