今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
放射性物質 宮崎大学医学部から盗み、交際断った女性に
大学でパソコン盗難が全国で相次いでいますが、宮崎大学では恐ろしい物が盗まれました。
放射性物質>宮崎大の施設から盗んだ医学部助教を起訴 (3月20日毎日新聞より抜粋)
宮崎大医学部の放射性物質を保管する施設から放射性物質を盗んだとして、
宮崎地検は19日、同学部助教(35)を窃盗罪で宮崎地裁に起訴した。男は起訴事実を認めている。
男は昨年6月下旬〜8月15日、放射性物質を保管する宮崎県清武町の同大医学部のフロンティア科学実験総合センターに入り、
放射性同位元素・ヨウ素125の原液を微量(数マイクロリットル)盗んだ。
昨年10月にはセンターと同じ敷地内の同学部研究室で、20代の女性非常勤研究員の机や椅子などからヨウ素125が検出され、
女性が被ばくしたことが発覚した。被ばくは微量で、健康に問題はなかった。
男は「遊びに誘っても断られるなど女性に冷たくされた。ヨウ素125を数回盗んだ」と供述している。
交際に断られたからと放射能物質で被爆させられる・・。医学部助教という地位にある人間のすることとは思われません。
数回盗んだというように供述していますが、宮崎大学医学部の管理体制はどうなっているでしょうか?
放射線物質や薬物を盗まれて、別の犯罪に悪用されるという可能性は高く、実際に今回も、ターゲットにされた女性の健康に問題がなかったため良かったものの、命にかかわる可能性もあります。
入退出管理システムや監視カメラによる録画などは実施されていたのでしょうか?
防犯システムの有無も含めて新聞には掲載されていなかったため不明です。
又、放射性物質そのものの保管体制、管理体制に問題はなかったのでしょうか?
いかに、人と機械、ソフトとハードで隙を作らず防犯対策を行うのかということが重要です。
防犯対策をされていない、管理体制が甘い場所・・つまり犯罪が起こしやすい環境では、心の弱い人間にとっては犯罪を起こしてしまうということになります。
やはり未然に防ぐための防犯対策の強化が重要です。
投稿者: スタッフ (2008年3月21日 11:49)