今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
百貨店で連続ぼや。大型店舗における監視カメラ・放火対策
4月1日、大阪・ミナミの大丸心斎橋店の店内女子トイレ、婦人服売り場、男子トイレで立て続けに3件のボヤがありました。
幸にもけが人はいませんでしたが、警察は連続放火事件と見て防犯カメラの映像分析など調べています。
●昨夜7時40分ごろ、大丸心斎橋店南館4階の女子トイレの火災報知器が作動しました。
店員がすぐに消火器で消し止めましたが、ペーパーホルダーなどが焼けました。
●その30分後、今度は本館3階の婦人服売り場の試着室でカーテンのひもが燃えているのに店員が気づき、
ペットボトルの水で消し止めました。
●さらに閉店後の8時40分ごろ、本館地下1階の男子トイレでも赤ちゃん用のいすの周辺が焼けるボヤがありました。
百貨店やスーパーマーケットなどの大型店舗の防犯カメラシステムの設置は、店員が店内を見回っている場所もあるので、
主に死角の監視に重点をおく必要があります。
1.レジから離れた通路での万引きを発見するために防犯カメラを設置します。
基本的に各通路に設置する必要があるが、大型商品については営業時間中に持ち出せないなどの理由により、省略されてもいいと思います。
レジやサービスカウンタなどは現金や商品券を取り扱っている関係上、監視カメラは設置すべきである。
出来るだけ死角を無くし、どの方向からでも監視できるように、複数台の設置が望ましい。
屋外の自転車置き場の監視カメラも場合によっては設置する。
店内で出店している店舗についても、各店舗毎に監視カメラを設置しておくことにより、より密度の濃い監視が行えるので推奨する。
事務所内に記録装置を設置し、昼夜を問わず記録を行うことを推奨します。
(夜間・休日の入店者を監視・記録でき、不正などの監視が行えます。)
多店舗展開を行っている企業であれば、インターネット網を利用した遠隔監視システムの導入を検討して頂く。
(オーナーがわざわざ各店舗に出向くことなく、店舗の営業状況を確認することが出来る。)
投稿者: スタッフ (2008年4月 2日 11:52)