今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「花泥棒」「タイヤ泥棒」何でも売れる現代の泥棒
泥棒が狙うものが大きく変わってきています。今「窃盗ニュース」を調べても、現金盗難よりは物、それもついこの間までそれが換金できるの?というようなものまで盗難されているのか・・というように感じます。
●市有地に植えられたソメイヨシノの枝約300本を盗んだのは、下関市豊北町田耕、生花卸売業の男(43)を窃盗の疑いで逮捕した。「金もうけのために盗んだ」と容疑を認めている。今年3月17日〜27日、同市内日の内日ダムの脇にある通称「さくら広場」に植栽されたソメイヨシノ51本の枝約300本をノコギリで切って盗んだ疑い。地元の生花市場に計4万5000円で売っていた。
●アルミホイールの換金目的でタイヤを盗んだのは宇都宮市の双子。「昨年8月ごろから仕事がなく、チラシでアルミが売れると知った」と供述、容疑を認めている。宇都宮市では07年11月下旬から計約130件のタイヤ盗難が発生しており、関連を調べている。
●千葉大は8日、工学部(千葉市稲毛区)と園芸学部(松戸市松戸)の研究室から、学生527人分の評定(成績)が入ったノートパソコンなどが盗まれたと発表した。県警が窃盗事件として捜査している。千葉大によると、2日朝、園芸学部の5つの研究室からノートパソコン11台とデジタルカメラなど26点が盗まれていることが分かった。
千葉大学のノートパソコンも換金目的と思われます。
昨年より全国の大学のノートパソコンが盗まれるという被害が継続しており、まだ犯人グループは捕まっていません。どの大学もパソコン内に個人情報や重要なデータなどが入っており、盗まれたでは済まされません。
盗まれるモノは時代とともにどんどん変更していきます。時代の鏡ともいえます。
「盗まれるモノはない」と思い込むのではなく、防犯対策が必要です。
投稿者: スタッフ (2008年4月 9日 18:04)