今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
盗難多発地点を知らせてくれるカーナビ販売!
三洋電機コンシューマエレクトロニクス株式会社から今月末に発売予定のポータブルナビには
面白い機能がついています。
ルート案内で目的地を設定すると、その目的地周辺が盗難多発地点の場合、
そのことをメッセージ表示と音声でドライバーに知らせる「盗難多発地点警告機能」が
新たに採用されているということです。(大阪府内に限ります)
このデータは大阪府警が提供しており、2006年12月から2007年12月までの1年間の実際の犯罪発生状況が反映されているようです。
現在は大阪府のみに限られていますが、今後は他の都道府県にも範囲を広げる予定のようです。
車上荒らし犯行の多発地点に目的地を設定した場合、画面に「目的地付近で車上ねらい等が多発しています」という警告画面が表示されます。
地図上に発生頻度を色で示したアイコンも表示され、危険度は一目瞭然ということです。
このナビ自体も車上荒らしのターゲットになりうるので、盗難多発地点に駐車する場合はナビを取り外すなどの防犯対策が必要のようです。
大阪府警察が推進する安全安心まちづくりへの協力の一環として、ポータブルナビゲーションでは業界で初めて搭載される機能ということです。(大阪地区のみ)
外国人も含めた窃盗団による自動車盗難や車上荒らしによるカーナビ盗難など、自動車関係の窃盗事件は一向に減る気配がありません。
何十万・何百万円も価値のある自動車を、キーでロックしているとはいえ、路上などにそのまま駐車するのが危険なのは当然です。盗難多発地点であればなおさらです。
そのような場所をカーナビが教えてくれるというのはとてもありがたいですし、気軽に利用できます。
犯罪の手口や情報を自分で調べて、防犯対策を考え、実行するというのは非常に面倒なことです。
何となく自分は大丈夫だろうとか、面倒くさいから万が一被害に遭ってからその時考えよう、と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、被害に遭ってから防犯対策をしても、そのときには家や自動車など自分の財産が何らかの損害を被っているということになります。
その金額が少額であれば不幸中の幸いですが、何十万・何百万円にも上る可能性もあります。
あのとき、防犯対策をしておけばよかった!と後悔しないためにも事前の防犯対策を必ず行いましょう。
投稿者: スタッフ (2008年4月10日 14:27)