今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
またもや大学病院のパソコン盗難。1万7000人の個人情報も。
日本医科大学付属病院(東京都文京区)で、患者の氏名や病名、検査結果などの個人情報約1万7000件が記録されたパソコン1台が盗まれた可能性が高いことが16日、分かりました。
このパソコンには平成11年ごろから、心電図検査を受けた患者のデータを記録。氏名や検査当時の病名、心電図モニターの結果、病院内の患者IDが含まれ、生年月日や住所、電話番号などは入っていなませんでした。情報の2次流出は今のところないということです。
このパソコンはあきれたことに、「患者で手狭になったため、検査室前の廊下に置いてあった」ということで、又、病院のパソコンはパスワード設定と鎖での固定が義務付けられていたにも係わらず、紛失したパソコンは双方とも順守されず、医師以外でも個人情報を常時閲覧できる状態だったということです。
どんなに防犯管理マニュアルを作成しても、現場の人間が防犯意識を正しく持って日々の業務を行わない限り、こうしたことは今後も多発すると思われます。
ここ数ヶ月で大学のパソコン盗難被害が多発しています。
まだ犯人は捕まっておらず、早急に大学や大学病院は対策を取ることをお勧めします。
パソコン持ち出し防止
http://www.securityhouse.net/location/school/university/
投稿者: スタッフ (2008年4月17日 14:13)