今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
お手柄社長! 宅配便装う強盗男逮捕
<4月22日7時50分配信 産経新聞より一部抜粋>
『茨城県北茨城市で21日、宅配便を名乗る強盗事件が発生、騒ぎを知った近くの会社社長が車で追跡し、男を取り押さえるお手柄を立てた。
県警高萩署に強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、同市磯原町大塚、無職の男(61)。
同日午後2時10分ごろ、同市磯原町の主婦(58)方へ配達業者を装って侵入。
ハサミをちらつかせ「通帳を出せ」などと脅迫、逃げようとした女性を押し倒しけがをさせた疑い。
女性は「通帳を持ってくる」などと答え、今野容疑者がひるんだすきに逃走。
約50メートル離れた会社に助けを求めた。
そのとき、社長が女性宅から立ち去る今野容疑者を発見し、背格好を覚え車で追跡。一時は見失ったものの、約300メートル先で今野容疑者を見つけ現場に連れ戻した。
男は「女性宅には行ったがやってない」と容疑を否認。現場には今野容疑者のハサミが残されていたという。』
宅配便を装って建物内に侵入しようとする強盗を見分けるのは困難です。
モニター付きのインターホンがあれば、相手の顔や服装等を確認することができますが、犯人が配達業者の変装をしていれば格好だけでは見分けられません。
インターホンの声だけではなおさら分かりません。
防犯対策としては、防犯カメラを設置し、犯人に見られていること・映像を録画していることをアピールし、犯行の対象から外させる。
又、すぐにできる簡単な防犯対策としては、荷物の差出人と品名を確認する。
身に覚えのない荷物やちょっと怪しいと感じた場合は、一旦受け取りを断る。(一旦、不在票を郵便受けに入れておいてもらい、あとで自分で確認すると答える)
一般住宅に家人が居れば、ほとんどの泥棒は犯行を避けるでしょう。
しかし、夜間寝静まった時間帯や、2階へ移動した隙を狙っての犯行、今回の侵入強盗など色々なケースが考えられます。
投稿者: スタッフ (2008年4月28日 09:58)