今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
厳重警備の国際宝飾展で展示品盗難850万円
年に一度神戸で開催される国際宝飾展で今年も盗難事件が発生しました。
06・07・08年と3年続けて盗難事件が発生しており、防犯対策に問題がなかったか、など今後の開催に向けて課題が残りそうです。
<5月17日18時1分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『16日午後2時15分ごろ、神戸市中央区の神戸国際展示場で開催中の「第12回神戸国際宝飾展」(15〜17日)を主催する会社から、展示品の宝飾品計4点(計850万円相当)が盗まれたと神戸水上署に通報があった。
調べでは、15日に東京都台東区の業者からネックレス2点、16日には東京都葛飾区の業者から指輪2点が盗まれた。同署が窃盗事件として調べている。
同展は業者向けで20カ国の650業者が出店。06、07年も窃盗事件があり警備員を増強していた。』
この宝飾展に実際に行かれた人の話では、連続して盗難事件が発生していることからか、私服警備員もいるほど警備が厳重だったようです。
台の上に警備員が乗って周りを監視し、そこら中に警備員がいたようです。
しかし、それでも3年連続して盗難事件が発生していることから、警備員の数を増やすだけでは防犯対策として不十分ということでしょうか。
本来は、招待状を持った業界人しか入場できないようですが、この数年いかにも素人っぽい人も多く入場していたようです。
入場者の制限や管理等運営側の防犯対策も必要になります。
泥棒にとっては、世界20ヶ国650社の宝石メーカーが一堂に会する天国のような場所です。
多少のリスクを犯しても成功すれば大きな成果を得られます。
人の目という監視をかいくぐって犯行を行おうとします。
投稿者: スタッフ (2008年5月19日 16:51)