今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
四川大地震、ボランティア偽る窃盗犯28人逮捕
今なお建物に生き埋めになっている人々が大勢いる中国の四川で、ボランティアの名をかたりながら震災の混乱乗じて窃盗犯が暗躍しているようです。
日本の新潟県中越地震や阪神大震災でも発生したように被災地で窃盗犯が発生するケースが多々あります。
混乱している現場において、被災者に対してボランティア活動をしながら盗みを行うのですから、見分けや判断するのは非常に難しいでしょう。
現場では防犯対策どころではないでしょう。
<5月19日17時11分配信 Record Chinaより一部抜粋>
『2008年5月18日、四川大地震の被災地では、身の危険も顧みず救援活動に奔走する人々がいる一方、ボランティアの名をかたりながら震災の混乱に乗じて窃盗を働くケースが頻発しているという。人民日報の報道。
深刻な被災地である同省北川チャン族自治県で救援活動を行っている重慶市特殊警察によると、17日までに県内で28人の窃盗犯が逮捕された。これまでに現金3万元(約42万円)と携帯電話18台を押収。
また、県内で倒壊した貴金属店付近で、両手の全ての指に指輪をはめた不審な男女5人が発見され、事情を聞いたところ、指輪はすべて盗んだものであることが分かっている。』
投稿者: スタッフ (2008年5月20日 09:38)