今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
農家から現金800万円盗まれる
茨城県の農家から現金800万円が盗まれる事件が発生しました。
手提げ金庫に800万円という大金を保管していたのも驚きですが、被害者の方が鍵を掛けずに何度か外出したという事実も驚きです。
<5月21日7時50分配信 産経新聞より一部抜粋>
『20日午後3時15分ごろ、茨城県古河市内に住む農業の男性(70)から「金庫から800万円盗られた」と110番通報があった。
古河署の調べでは、男性が同日午後2時ごろに寝室の手提げ金庫を確認したところ、保管していた現金約800万円がなくなっていた。
金庫は鍵が付いていないタイプ。男性が最後に確認した18日午前10時半以降に盗まれたとみられる。財布などからも現金が抜き取られていた。
被害にあった現金は、農業収入として以前から寝室の金庫に保管していた。
男性は「鍵をかけずに何度か出かけた」と話しており、窓ガラスなどは壊されていなかった。
同署で何者かが無施錠のドアなどから侵入した窃盗事件とみて調べている。
店舗で重量耐火金庫が金庫ごと泥棒に盗まれる時代です。
手提げ金庫は容易に盗み出されてしまいます。
一般住宅で重量耐火金庫を置いているところは少なく、あったとしても手提げ金庫でしょう。
しかし、金庫だけでは防犯対策としては非常に弱いと言わざるを得ません。
又、無施錠で外出というのもいけません。
田舎などの地方は、住民同士の付き合いもあり、不審者がいたらすぐに分かり、窃盗などの犯罪は少ない、犯罪を起こしにくいというイメージがあります。
しかし、都市部で流行した手口が地方へ移行するなど、地方での犯罪手口なども日々変化しています。
投稿者: スタッフ (2008年5月21日 15:30)