今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
専門学校専門の中国人窃盗団
日立市内の専門学校などから現金などを盗んだとして、県警捜査3課と牛久署などは22日、
土浦市神立中央、無職、男(41)=中国国籍=を建造物侵入と窃盗容疑で逮捕しました。
今年に入って県内や神奈川県などで、バーナーでガラスを破るなどして専門学校が荒らされる事件が頻発しており、
県警は男らのグループが数十件にかかわっているとみて追及しています。
13日夜から14日朝の間、他の3人と共謀し、日立市若葉町1の日立高等技芸専門学校と明秀学園日立高のガラスを破り侵入。
両校の金庫から現金計約15万円と、ノートパソコン1台(13万円相当)などを盗んだ疑いです。
また、県警は22日、石岡市内のアパート駐車場で男と一緒にいた28〜32歳の自称中国国籍の男4人が
バールやバーナーを小型のゴルフバッグの中に隠し持っていたとして、
特殊開錠用具所持禁止法違反容疑で現行犯逮捕しました。
専門学校なんかに泥棒が・・・と思う方も多いと思うのですが、
昨年度より大学、専門学校への泥棒が多発しています。
なぜかというと、まず、無警戒など防犯対策が不十分であること、
そして、簡単に換金できるノートパソコンなどがあることが理由としてあげられます。
泥棒にとっては、「多額の現金」よりは、「簡単に侵入できる」「見付からずに逃げられる」といったことの方が重要なんです。
だからこそ、防犯対策がされていなかったり、防犯意識が低い場所は格別のターゲットとなってしまうのです。
「盗られるものがないから泥棒の被害に遭わない」・・・そんな一般の方の常識が通じないのが泥棒だと、そろそろ多くの皆様に気付いていただきたいと思います。
投稿者: スタッフ (2008年5月26日 15:08)