今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
道案内お礼の飲み物に睡眠薬を入れ強盗
「道案内をしてもらったお礼に」と睡眠薬入りの栄養ドリンクを勧め、
飲んで意識を失った相手から所持品を奪った男(69)。
調べでは、2006年11月22日昼、京都市中京区寺町通蛸薬師付近で、
通りがかった宇治市の男性(68)に道案内のお礼として睡眠薬入りの栄養ドリンクを飲ませ、
15分後に木屋町通四条上ル付近で意識を失った男性から財布(約5万円在中)やデジタルカメラの入ったバッグを奪った疑いです。
男は同様の容疑で福岡県警に06年12月に逮捕されました。
これまでの調べで、06年1月から京都や福岡、大阪、兵庫、東京など9都府県で昏睡強盗を22件重ねていたとみられます。
京都ではほかに2件の容疑があり、京都府警で追及しています。
(京都新聞 5月28日より一部抜粋)
「睡眠薬強盗」というのは、特に海外などでよく被害に遭っているようです。旅先で親しげに近づいてきた現地の人と一緒に入った飲食店で出た飲物に睡眠薬が入っていたり、もらったクッキーに入っていたりして、気が付いたら身包みはがされ貴重品、財布など全て盗られていた・・といったものです。
しかし、京都で、しかも道案内をしてもらった御礼という名目で睡眠薬入りの栄養ドリンクを飲ませて・・とうのは非常に陰湿で、許しがたいと感じます。
人を見たら泥棒と思え・・という世の中にどんどんなっていっているようで、ここ数年の犯罪の発生の仕方を見ると、恐ろしさを通り越してしまっています。
投稿者: スタッフ (2008年5月28日 11:24)