今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「漏電点検に来ました」・・・茨城でバッグ盗まれる被害多発
警察官、運送業者、電力会社、水道点検等を装った侵入手口には要注意です。
インターホンや相手の声だけでは見分けがつきません。
身分の確認や詳しい用件などを確認し、少しでも不審に思ったら容易に扉を開けないなど防犯対策というよりはまず防犯意識を持つことが必要です。
<6月4日7時51分配信 産経新聞より一部抜粋>
『茨城県常陸大宮市や常陸太田市で4月以降、漏電点検を装った窃盗事件が4件相次いでおり、県警が注意を呼びかけている。
2日午後4時45分ごろには、常陸大宮市上小瀬の無職女性(75)から「漏電検査に来た男にバッグを盗られた」と110番通報。紺の作業服を着た男2人が「漏電の検査です」と言って訪れ、1人が室内に入り、電球を“点検”していたという。男らが帰った直後、土間に置いていたハンコなどが入ったバッグがなくなっていた。
5月にも、同様の手口で同市内の女性(96)方から約10万円が盗まれ、常陸太田市では4月、女性(77)宅から約11万円入りの財布が盗まれるなど2件の被害が出ている。
男はいずれも50〜60歳、160〜170センチの2人組。紺色やカーキ色の作業服を着用。手数料を要求し、財布の位置を確認することもあるという。
県警は「訪問者を簡単に家の中に入れないように。犯人は車で移動している可能性が高いので不審車を見かけたらナンバーを通報してほしい」としている。』
犯人としても、被害者の方と接することによって顔を見られ、声も聞かれてしまいます。
大きなリスクを負って犯行を行うわけですから何らかの成果を上げるために必死だと思います。
金品を強引に奪ったり、凶器を所持している可能性もあります。
「人の目」による監視が難しい場合は、防犯カメラなど「機械による監視」によって、犯罪者の犯行対象から外させる防犯対策が有効でしょう。
投稿者: スタッフ (2008年6月 4日 10:30)