今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
拘置所の刑務官が同僚のクレジットカードから現金300万円引き出し
同僚名義のクレジットカードを勝手に作り、そこから現金約300万円を不正に引き出した拘置所の刑務官が窃盗容疑で逮捕されました。
偽造カード、スキミング、振り込め詐欺、オレオレ詐欺など現金を引き出そうとする詐欺や犯罪手口はニュースなどで取り上げられるとその防犯対策が考えられ導入されます。
しかし、犯罪の発生件数が少なくなり、ニュースや新聞等で報道されなくなると、その手口による犯罪はなくったと錯覚しがちです。
しかし、油断大敵で犯罪の手口は忘れた頃に再び発生し、思わぬ大流行することも・・・。
ピッキングやサムターン回しなど防犯対策が進み、その手口による侵入件数は減少しても、また別の手口による侵入件数が増えることもあります。
<6月17日22時13分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『勝手に作った同僚名義のクレジットカードで現金約300万円を引き出したとして、警視庁亀有署は17日、東京拘置所の刑務官(25)=東京都葛飾区小菅1=を窃盗容疑で逮捕した。
容疑を認め「100万円ぐらい借金があり、穴埋めをしようと思った」と話している。
調べでは、沖本容疑者は4月15日午後4時20分から同5時半の間に、足立区内6カ所のコンビニエンスストアのATM(現金自動受払機)で、同僚の男性職員(30)名義のカードで現金計299万円を引き出した疑い。』
投稿者: スタッフ (2008年6月18日 11:10)