今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「大工道具は換金しやすい」同業者の大工道具盗んだ大工
夜間に新築現場から同業者の大工道具を盗んでいた茨城県の大工が逮捕されました。
大工の経験上、「新築の現場では夜間も大工道具が置いたままになっていることを知っていた」ということです。また、換金しやすい電動工具ばかりを盗んでいたようです。
新築現場では夜間も大工道具が置いたままになっているというのは大工の経験がある者しか知りえない情報です。
元○○による当時の専門知識や経験を生かした犯罪というのは本当に厄介です。
防犯対策を行う際は、そうした情報も踏まえ、防犯設備士のような防犯の専門家がシステム設計を行わなければなりません。
<6月20日11時1分配信 毎日新聞より一部抜粋>
『新築住宅の工事現場から大工道具を盗んだとして、竜ケ崎署は19日、稲敷市角崎、大工(56)を窃盗の疑いで逮捕した。
「1人で大工をやっているが仕事がなく、現金が欲しかった」と供述しているといい、「同業者」の道具を盗んでは金に換えていたという。
調べでは、男は4月25日夜間、竜ケ崎市城ノ内の住宅の建築現場で、同市の大工の男性(72)が所有するくぎ打ち機や電動ノコギリなど14点、22万8000円相当を盗んだ疑い。
リサイクル店の店頭に被害品があるのを署員が発見し、男が浮上した。
男は「経験から、新築の現場では夜間も道具が置いたままになっていることを知っていた」と話し、換金しやすい電動工具ばかりを盗んだという。
男は「他にもやった」と供述しているといい、同署は同様の被害が出ている河内町や稲敷市の事件についても裏付けを進める。』
投稿者: スタッフ (2008年6月20日 13:44)