今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
一戸建て狙いの泥棒の手口
兵庫県尼崎、西宮両市や大阪府内で一戸建ての住宅を狙って盗みを繰り返したとして、県警捜査3課と尼崎南署などは27日にも、窃盗の疑いで尼崎市神田南通の無職男(21)=窃盗罪などで公判中=を神戸地検尼崎支部に最終送検します。
この泥棒は深夜から未明にかけ、無施錠の家に忍び込んで犯行を重ねていたといい、被害は昨年4月からの約1年間で約820万円相当に上るという。
調べでは、男は昨年7月6日午前1時半ごろ、尼崎市内の民家に侵入し、居間にあった現金23万円を盗むなどした疑い。
男は、細い路地が入り組んだ住宅街などを自転車で移動しながら、道路に面した民家の窓が施錠されているかを確認。無施錠だった場合のみ窓から侵入し、居間や台所に置いてある財布などから現金を盗んでいました。
時折、室内にあるゲーム機などを盗むことがあったが、ほとんどが財布から現金だけを抜く手口で、被害に気付かない人もいたということです。盗んだ金はギャンブルなどに使っていました
(6月27日産経新聞より一部抜粋)
自動車で移動しながら「下見」をして施錠されているかどうかを確認し、「無施錠」の窓から侵入。
財布から現金だけを抜く・・・・「侵入形跡」が残りませんので、被害者の中には気付かないままの人もいるというこれも困ったものです。
そういう家には泥棒は何度も入ったりすることもあります。
泥棒のもっとも好きな条件が「無施錠」
防犯意識のなさが、この点だけでも判断されてしまい、ターゲットとなるのです。
窓や扉はどんな短時間でも施錠をする、というのは最低限の防犯です。窓の場合、小さかったり、2階だったり、格子があったりすると「侵入されない」と決め付けて開けっ放しということもありますが、絶対にやめましよう。マンションの最上階でも窓から入られるんです。
ワンドア・ツーロックも当たり前。
やはり防犯侵入センサーや防犯ベル等を取り付けることをお勧めします。
投稿者: スタッフ (2008年6月27日 09:13)