今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
チェーン店を狙う金庫盗
17日午前5時ごろ、埼玉県八潮市の焼肉店で、正面ドアのガラスが割られ、店舗南西の事務室から現金約80万円入りの鉄製金庫(幅50センチ×奥行き50センチ×高さ40センチ)が盗まれているのを、自転車を取りに店に戻った店長の女性(27)が発見、110番通報しました。
店は午前2時半ごろ閉店し無人でした。
又、16日午後9時15分〜17日午前4時20分ごろ、埼玉県越谷市のリサイクル店と、同市の焼肉店でも、入口のガラスが割られ店内から現金や商品券入りの金庫が盗まれる事件が発生しました。
被害は計29万5000円相当に上ります。
手口などから同一犯による連続窃盗事件の可能性もあるとみて警察が調べています。
チェーン店の場合、各店舗の間取りやとられている防犯対策などが同じであったり、その他にも共通していることが多数ある為、一店舗での侵入がうまくいくと、別の店舗においてもその手口が通用する可能性があります。
つまり、一度侵入されたチェーン店は別の店舗でも侵入を警戒する必要があります。
逆に一店舗において、うまくいった防犯対策があれば、他の店舗においても導入すべきです。
金庫ごと盗み出す窃盗犯もいますので、金庫を据付型にしたり、防犯システム、監視カメラシステムを導入する。
仮に一度侵入されたとしても、侵入原因を調査し、新たな侵入防犯対策を行う必要があります。
侵入された後に何も対策を行わなければ、再び侵入される可能性は高いと言えます。
一度対策を行ってもそれで終わりではなく、常に防犯対策を改善していく必要があります。
投稿者: スタッフ (2007年3月20日 09:19)