今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
防犯カメラに映った鮮魚店経営者 近くのスーパーの魚に針を・・・
泥棒ではありませんが、防犯カメラの映像から犯人が逮捕されたニュースです。
近くにスーパーができたことで自分の店の売上が悪くなったと逆恨みした鮮魚店経営者の犯行です。
スーパーの食品売り場で、陳列中の魚の切り身パックに縫い針を差し込んでいる姿が防犯カメラに映っており、その映像から容疑者が浮上したということです。
鮮魚店が定休日の時に、わざわざスーパーに縫い針を刺しに行っていたようです。
<6月29日21時38分配信 産経新聞より一部抜粋>
『29日午後3時35分ごろ、大阪府東大阪市友井のスーパー「コノミヤ弥刀店」2階の食品売り場で、陳列中の魚の切り身パックに縫い針を差し込む女を警戒中の警察官が発見、偽計業務妨害の現行犯で逮捕した。
同店では平成18年4月以降、食パンなどに縫い針が刺される事件が約20件発生していたという。
捜査1課などの調べでは、女は東大阪市小若江、鮮魚店女性経営者(67)。
容疑者の店はスーパーと約700メートルしか離れておらず、「スーパーができた二十数年前から売り上げが悪くなった。食パンなどにも縫い針を刺した」と供述している。
今年5月の犯行時に映っていた防犯カメラの映像から、容疑者が浮上。
鮮魚店の定休日の日曜日に縫い針が差し込まれることが多かったため、府警が警戒を強めていた。』
この容疑者は防犯カメラに気がついていなかったのでしょうか?
普通は、防犯カメラが設置されていれば、映像が録画されている、誰かに見られている、と感じて犯行を躊躇することが多いはずです。
犯罪の抑止効果があるということです。
抑止効果だけでなく、今回のように後で映像を確認することで犯人逮捕の証拠となる可能性もあります。
侵入警戒の為の防犯センサーと併用(連動)すれば、より効果的な防犯対策となります。
投稿者: スタッフ (2008年7月 2日 17:39)