今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
事務所荒らし。4年で139件・2690万円。
高知市・徳島市などで事務所荒らしや金庫破り計139件(未遂含む)、現金計1820万円余りを含む総額約2690万円相当の連続窃盗を自供した男。
男は車やバイクで移動しながら主要国道沿いの事務所を物色し、金づちなどでドアや窓ガラスを割って侵入。事務机などから金庫の鍵を探し出し、ダイヤルキーが解錠状態のままの金庫を開けたり、金庫ごと運び出していたという。
14年10月から昨年11月の間、土佐市のガソリンスタンドの金庫から現金800万円を盗むなど県内や徳島県内で金庫破り5件をはじめ計22件の事務所荒らしなどを繰り返し、現金約1354万円、小切手や金庫など107点(計約867万円相当)を盗んだ疑い。
「友人への借金返済に困って窃盗を始めた。遊ぶ金に使った」と容疑を認めているということです。
それにしても、22件で事務所金庫の中に、現金合計1354万円というのはちょっと大金です。
皆さん、金庫を過信し過ぎています。
この泥棒のように、
・事務机などから金庫の鍵を探し出す。
・ダイヤルキーが解錠状態のままの金庫を開ける。
・金庫ごと運び出して、山の中などでゆっくり開ける。数百キロの大型金庫でも複数犯なら持ち出されてしまいます。
といった方法から
・背面破り
・錠など破壊
といった方法などいろいろあります。
「金庫は燃えない貯金箱」
過信しすぎないこと。事務所への侵入警戒システムはもはや不可欠な時代となってきています。
投稿者: スタッフ (2007年3月22日 11:30)