今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
自動車泥棒、盗んだ小型トラックでカージャック被害にあう
泥棒が泥棒被害に遭う?という奇妙な事件がアメリカで発生しました。
アメリカ・カリフォルニア州で4日、小型トラックを盗んだ泥棒がコンビニエンスストアの外に停めていたところ、銃を持った男が車に乗り込んできて、「運転しろ!」と命じられたそうです。小型トラックを盗んだ男はそのまま運転し続け、ガソリンが切れると銃を持った強盗は「外に出て押せ!」と命令したようですが、“被害”に遭った強盗はそのまま逃げて警察に通報したようです。
2回盗まれたこのトラックと銃を持った強盗は翌日に発見され、逮捕されたということです。
この事件を取り扱った警察署長は、「これほど奇妙な事件はない」と言ったとか言わないとか。
日本でも昨年、車に軽く追突して運転者が車外に出てきたところで車を盗む、通称「ごっつん盗」という手口がありましたが、人が盗んだものをさらに盗む・・・という手口(と言っていいのかどうか)は、とても考えられません。
愛車が盗まれないためには、自動車盗難防止装置を装着するのはもちろん、ほんの短時間に車を離れる際にも必ずエンジンを停止してカギを抜きましょう。
特にコンビニエンスストアなど、「車に目が届くからいいや」とエンジンをかけっぱなしで車を離れるのはやめましょう。
投稿者: スタッフ (2008年8月 7日 17:49)