今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
商店街アーケードの上を歩いて百貨店2階窓ガラスを割る手口
京都市下京区の京都高島屋や福岡市の百貨店に侵入し、貴金属計26点(販売価格約3700万円)を盗むという多額窃盗被害が昨年ありました。
この窃盗と建造物侵入の罪に問われた京都市山科区、無職男(27)の判決が9日、京都地裁であり、「大胆不敵な犯行で被害も多額だ」として懲役3年(求刑懲役3年6月)を言い渡されました。
判決によると、
●昨年2月23日未明、四条通のアーケードの上を歩いて高島屋2階の窓ガラスを破って店内に侵入し、高級宝石店のショーウインドーから商品を盗んだ。
●同年3月には福岡市の百貨店に侵入し、指輪などを盗んだ。
( 9月9日京都新聞より抜粋)
この2件はブログでも紹介した記憶があります。
「アーケードの上を歩いて」商店街の2階に侵入し、窃盗するという手口は時々耳にします。
商店街の多くは、2階部分が住居、1階部分が店舗で、昼間は店舗にいることが多く、2階に侵入されても気が付かないことが多いようです。
そこで、アーケードに防犯装置、赤外線センサー+威嚇用防犯ベル・サイレンなどを設置しています。
昼間はもちろんのこと夜間もアーケードの上に上がってくる不審者を赤外線センサーが瞬時に検知し、その場でベルやサイレンを鳴らします。
「その場での音による威嚇撃退」
これが最も泥棒に対する防犯対策として重要です。
また、商店街全体に防犯カメラを設置することで、犯罪を未然に防ぐ効果が期待できます。
商店街の防犯カメラ
投稿者: スタッフ (2008年9月10日 10:08)