今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
住宅で1億円の被害。外国人窃盗団か?
福島県須賀川市で1月、一般住宅からなんと現金約1億円と貴金属などが盗まれる被害が発生していたことがわかりました。
家人が留守だった1月23日夜から24日未明までの間に、一戸建て住宅2階の窓ガラスを割って侵入し、金庫に保管されていた現金1億円が盗まれました。
金庫は工具のようなものでこじ開けられた形跡がありました。
また、ほとんどの部屋が荒らされ、宝石や貴金属なども盗まれました。
事件前後、周辺で空き巣被害などはなく、最初からこの住宅に絞って狙ったとみられることから、犯人は家人が多額の現金を保管していることを知った上で、盗みに入ったとみられています。
警察では家人や住宅内部を知る人物が犯行にかかわった外国人グループによる犯行の可能性もあるとみています。
1億円をタンス預金するというのもちょっとびっくりしますが、犯人グループはそのことを知っていたのだということですから、「情報屋」として窃盗グループに知人が加わっている可能性があります。
その夜、外出中で無人であったのも、これは偶然ではなく必然。その情報も入手していたか、外出するのをどこかで見ていて侵入したかではないかと思われます。
そう考えると、ちょっと怖くなってしまいますよね。
自分のことをどこかでずっと見られているわけですから。
金庫はこじ開けられ大きな穴が開いて部屋に横たわり、全ての部屋の引き出しは開けられ中のものが外に放り出され・・・・
無人である数時間に徹底的に荒らされた部屋の映像が目に浮かぶようです。
そして、何も知らずに家に戻ってきた後の衝撃も。
どんなに盗難保険を掛けていたとしても、この衝撃、ショックは癒されません。
貴金属の中には思い出の品もあるはず。
保険では補償されないものは多いと思います。
そして何より、犯人が触ったと思えるモノに囲まれて、これから先も住まなければならないという恐怖・不安・嫌悪。
ちょっと物音がするだけでも怖くて眠れないのではないでしょうか。
そうしたことにならないためにも、「防犯は予防が最重要」だと思います。
投稿者: スタッフ (2007年3月26日 10:42)