今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
間抜けな泥棒 320万円の盗品を300円で業者に売り渡し
福岡市東区の会社倉庫から、水の濁りを計測する金属製の濁度計4本(時価320万円相当)を盗んだ男が逮捕されました。
防犯カメラに写った犯人に似た男を、盗まれた会社の社員が会社近くで見つけ、逮捕に至ったようです。
濁度計は金属回収業者に売っていたのですが、売値は時価の約1万分の1、わずか「300円」でした。
盗んだ男も、買い手の業者も価値が分からず、安い金属くずとしての値段となっていたようです。
盗んだ側も、買い取る側も商品の本当の価値が分かっていなかったという不思議な事件です。
また、盗んだ会社近くを犯行後、うろうろしていた犯人の間抜けさも逮捕につながったとも言えそうです。
盗まれた商品は無事だったようですが、金属類の窃盗事件でこのような結末“まれ”でしょう。
普通は、盗まれた商品は業者に買い取られ、犯人が捕まることも少ないのが現実です。
資材置き場映像確認システム
<9月17日17時37分配信 RKB毎日放送より一部抜粋>
『福岡市東区の会社の倉庫から、金属製の計測機器を盗んだ疑いで無職の男が逮捕されました。
この機器は、時価320万円相当の高価なものですが、男は金属の回収業者にわずか300円で売っていました。
警察の調べによると男は一昨日、福岡市東区の会社倉庫に侵入し、長さ20センチでチタン合金製の濁度計と呼ばれる、水質検査用の機器4本を盗んだ疑いです。
被害にあった会社の支店長が、売却目的ではないかとみて金属回収業者を見回っていたところ、濁度計と防犯ビデオに映った犯人に似た男を発見し、逮捕に至りました。
盗まれた濁度計は、4本で時価320万円相当の高価なものですが、男は、1万分の1のわずか300円で金属回収業者に引き渡していました。』
投稿者: スタッフ (2008年9月19日 08:47)