今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
盗難:小豆島で舵の盗難相次ぐ 4漁港で7隻から12本 /香川
◇漁業関係者ら困り果てる−−ステンレススクラップ高値と関係か
今月初旬から中旬にかけて、小豆島町と土庄町の4漁港で、係留中の漁船や遊漁船内にあったステンレス製の舵(かじ)が盗まれる事件が相次いでいます。
小豆署によると、7隻の船から計12本(約60万円相当)が盗まれ、盗難事件とみて捜査しています。県警によると、このような被害は県内の他の地域では報告されていないということです。
被害に遭った漁協関係者(65)によると、舵は長さ約1.5メートルで約17〜18キロ、1本約5万円。「新品でも注文して1週間はかかる。出漁もできず、燃料の高騰も加わって痛手」と困り果てていた。
背景には、ステンレススクラップの高騰があると考えられます。「日刊市況通信社」によると、ステンレススクラップの単価は、去年と比較すると下がりつつあるが、5年前の2〜3倍の価格で取引されているということです。
同署は、同一犯による可能性もあるとみているということです。
(9月25日毎日新聞より一部抜粋)
漁船ではガソリンの盗難、漁船内の釣具の盗難などもあるようで、なかなか防犯対策などが実施されにく場所だけに、関係者は頭を抱えているようです。
投稿者: スタッフ (2008年9月26日 11:24)