今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
ボウリング代稼ぎに泥棒125件
福岡県警筑紫野署は26日、事務所などから現金を盗んだとして逮捕された泥棒(68)。
この動機というのが変わっています。
「ボウリングを毎日やるために窃盗を繰り返した」と話しています。
調べでは、3月17日ごろ、福岡県太宰府市内の自動車販売店事務所に侵入し、机の引き出しから現金約5万5000円を盗むなどした疑い。
06年1月〜今年6月に福岡市や太宰府市、筑紫野市などで事務所荒らしや空き巣を繰り返していたということです。
この泥棒、盗んだ金で県内のボウリング場で毎日。アベレージは200以上で、各種競技会で優勝したり上位に入賞していたということです。
ボウリング場のロッカーにマイボールやマイシューズと共にバールなどの盗みの道具を保管していました。
(9月27日毎日新聞より抜粋)
何とも子供じみた理由なのですが、それでコツコツ泥棒をして、毎日ボーリングをしていたというからあきれますね。
でも、泥棒の理由が一般の人から見て「???!!!」といった記号になってしまうようなことも多々あります。
「自分の金を使いたくなかった」とスーパーでおにぎりや菓子など3000円相当を万引きして捕まった男(71)は、財布の中に75万円の現金もありました。
こうした泥棒に、我々の常識が全て通じることはないことを覚えておく必要があります。
又、実際の犯行中は異常な興奮状態にあり、その最中に偶然出くわすと「居直り強盗」になってしまうというのも覚えておく必要があります。
やはり、泥棒には近づかない・・つまり泥棒に近づけさせない=狙わせない、犯行対象から外させる・・といった観点から設計された防犯システムで守ることが大切です。
投稿者: スタッフ (2008年9月29日 11:48)