今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
犯罪は地方の田園地帯でも発生しています
3月28日 岡山県備前市吉永町にて「泥棒や詐欺の被害に遭わないために」というテーマで防犯講演を行ってきました。1月の和気町の講演会を聞いてのご要望でした。
吉永町のあたりは岡山駅から約30分ほどローカル線に乗った田園地帯。JRも1時間に1本でした。
そんな田舎でも空き巣被害に遭ったことがある人が約1割いらっしゃいました。
6千円とか数万円とか小額の被害が多かったですが「無施錠」のところから侵入されたり、窓ガラスを割られたり・・ということで、犯罪の地方化減少が行っていることを肌で感じました。
15年前に比べて中国地方では5倍窃盗が発生している。
そんな数字が実感として感じられました。
又、振り込め詐欺に遭いかけた方も数名いらっしゃいました。
息子が猥褻行為をしたので被害者に300万円振り込めば警察ざたにしないといわれて、奥さんはもう少しで振り込むところであった・・とお話がありました。
「警察で確認する」といった瞬間に電話が切れた・・とのことでしたが、こういった田舎の地方ではどんどん高齢化が進んでおり、そうしたところに悪徳業者がつけこむということを目のあたりにすると、もっと情報を伝えて、被害に遭わないようにしてあげないと・・と感じます。
・錠前を破壊工作に強いタイプに変更する。
・補助錠を付ける。
・窓や扉を無施錠の状態にしない。
・無人であることが外から分からないようにする。
・家の鍵と身分証明書などを一緒に持ち歩かない。
・地域全体で防犯に取り組むことで犯罪のしにくい環境を作る。
といったことを、最近の犯罪の特徴や泥棒の心理、手口などのお話の後いたしました。
吉永町の皆様、少しでもできることからはじめて下さいね。
投稿者: スタッフ (2007年3月29日 11:02)