今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
置き引き:サザンのチケットから“あし” 港北署、容疑者逮捕 /神奈川
札幌市東区の主婦(37)はサザンサザンオールスターズのファン。
8月16日に日産スタジアム(港北区)であったコンサートに合わせて8月8日上京。ところが羽田空港到着ロビーで、ちょっと目を離した隙にスーツケースを置き引きされました。
主婦は主催者に相談し当日はチケットなしで入場。
すると、客席に見知らぬ夫婦が座っています。チケットのことを確認すると「金券ショップでチケットを買った」と証言。そこでショップにチケットを持ち込んだ自称整備士(27)が浮上し、逮捕となりました。
コンサートはサザンの活動休止発表後で、定価8500円のチケットが金券ショップでは2万2000円で売られていたということです。
(10月30日毎日新聞)
[置き引き]で犯人が数日後にこういう形で見付かるというのは非常に稀なケースだと思います。
「置き引き」は平成19年年間で5万8千727件、平成20年9月累計で4万927件(前年同月で−3000件)、私の住んでいる京都でも平成19年年間で2、040件、平成20年9月累計で1、453件(前年同月で−98件)発生しています。
「ちょっと目を離した隙に」という「置き引き」は、海外に比べて日本は少ないけれど対策としては、体から荷物は話さない。目を離さないということしかありません。
どうしても持ち去られて困る(例えば宝石貴金属が入っている)などは、鎖式警報ブザー付き防犯カバン等をご活用願います。
投稿者: スタッフ (2008年10月31日 11:52)