今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
労働組合事務所専門ドロ。「まとまった金が置いてあり、警備も手薄だと思った」
岐阜県所在の労働組合事務所に窃盗目的で侵入した男が建造物侵入容疑で8月に逮捕されていた事件で、静岡、岐阜両県警は13日、窃盗の疑いで、愛媛県今治市出身の住所不定男(65)を追送検しました。
「まとまった金が置いてあり、警備も手薄だと思った」と男は容疑を認めています。
調べでは、4月22日未明、菊川市堀之内の労組事務所に侵入、バールなどで金庫をこじ開けるなどして現金約35万円やパソコンなど約270点(時価合計約36万円)を盗んだ疑い。
静岡県や愛知県など全国10県で22件にわたり、労組事務所を中心に窃盗を繰り返し、被害総額は現金計300万円とビール券など約1000点(時価合計約90万円)に上ります。
(11月14日産経新聞より一部抜粋)
労働組合事務所を中心に泥棒。狙った理由が>「まとまった金が置いてあり、警備も手薄だと思った」ということです。
やはり泥棒は侵入しやすいところを狙っていることがわかります。
事務所荒らしに対しては、
窓ガラス・扉の補強、侵入検知センサーなど防犯システムの設置があります。
事務所向けの防犯システムの場合、夜間・休日は無人となるため、その場でベルやサイレンで威嚇撃退するとともに、携帯電話に通報するシステムがお勧めです。
通報方法としては、
1)音声メッセージで通報する。
2)IP回線を使用しメールでまず通報し、その後アナログで音声メッセージで通報する。自主機械警備システムNEXT
3)アナログで動画を通報する。見える自主機械警備システム
といった方法を選択することができます。
最近の泥棒は、犯行の短時間化が進んでおり、5分以内に犯行を終える泥棒が非常に増えています。つまり通報は人が駆けつけるためではなく、異常を離れた場所で確認するためにあるのです。
それよりも、泥棒の犯罪対象から外させることこそ、被害に遭わない近道です。
泥棒もプロ、確実性を狙ってきますので、「警備が手薄」と感じさせなければいいのです。
そのためには「見せる防犯」。防犯システムが完備していることを建物の外の時点で泥棒に知らしめ、犯罪対象から外させることをすることが大切です。
投稿者: スタッフ (2008年11月14日 11:40)