今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
薬物密売で使用?事故車から注射器窃盗容疑、イラン人逮捕
名古屋市中区で今年9月、レッカー移動中の事故車から注射器などが盗まれた事件で、愛知県警中署は25日、いずれもイラン国籍の住所不定、無職で、A(26)、B(36)の両被告(入管難民法違反で起訴)を窃盗容疑で再逮捕した。
発表によると、両被告は9月27日午前0時半頃、同市中区新栄の国道41号で、事故車を搬送していたレッカー車の進路を乗用車でふさぎ、事故車から現金約1万円や注射器数本を盗んだ疑い。
事故車は薬物の密売グループが使っていたとみられており、目撃証言などから両被告が浮上した。両被告は密売グループの一員で、調べに対し、「やっていない」などと容疑を否認しているという。
(11月25日 読売新聞)
「レッカー事件」なんて表現がニュースでされていましたが、自分たちが使用していた事故車に、薬物密売の証拠になる「注射針」が残っていたので必死さったのでしょう。
レッカー車の通路を自動車でふさいで盗んだ、というのはちょっと日本にはない映画のシーンのようです。
薬物密売。大学生の薬物汚染が問題になっていますが、日本の薬物汚染はかなり深刻です。
薬物常用者による犯罪は平成20年上半期で425人、昨年同時期より84人も増えています。
その内、凶悪犯が17.2%ということですから、恐ろしいです。
但し、これは、薬物常用者で犯罪を犯し検挙された人員数ですから、単に大麻などを吸ったことがあるといった人数は入っていません。
大学や高校にまで拡がってきている薬物汚染。
その怖さを徹底的に教育現場で教えて、「興味本位」でそうしたものを使用することが絶対にないようしていく必要があります。
投稿者: スタッフ (2008年11月26日 09:33)