今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
自転車盗:44%が無施錠、被害目立つ小中学生 /大阪
昨年度の大阪での自転車盗難被害に関して、44%が無施錠だったことが府警の調べでわかりました。
●小中学生が鍵をかけないまま駐輪して被害に遭うケースが目立っている。
●08年1〜11月に府内で自転車が盗まれたという被害届は計3万9404件。このうち、中学生の被害は4898件、小学生は2566件だった。
●盗まれた自転車のうち、44・1%にあたる1万7396件が無施錠で、その割合は10年前より1割以上も増えていた。
●無施錠の割合は、中学生が56・1%、小学生では64・6%と、低年齢ほど無防備ぶりが顕著になっている。
●小中学生の場合は遊びに行った友人宅のマンション前や買い物先のコンビニエンスストアなど、普段の生活圏で短時間に盗まれることが多く、鍵さえかけていれば被害を防げた可能性が高い。
自転車盗では、工具などで鍵を壊す手口も多いが、二重施錠などのために犯行をあきらめる例も少なくありません。特に、 このため、府警は小中学校での防犯教室などで、駐輪時の施錠を強く呼びかけており、「子どもは警戒心が薄く、家庭でも保護者が施錠の必要性を教えてほしい」と訴えているということです。
(1月9日毎日新聞より抜粋)
自転車泥棒というのは、大阪府においても回復傾向にありますが、まだまだ数が多い被害です。
一つには、盗む方もあまり罪の意識を持っていないこと。
もう一つには、盗まれる方の防犯意識が低いこと。
特殊な自転車以外は、容易に親に買ってもらえるということなのかもしれませんが、防犯意識を高めるよう指導するとともに、物を大切にすることも一緒に教えることが必要だと感じます。
投稿者: スタッフ (2009年1月14日 09:20)