今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
自宅の庭に埋めていた現金3億6000万円盗まれる!
佐賀県伊万里市の会社役員の80代男性宅の庭に埋めていた現金3億6000万円が盗まれていたことが分かりました。
貯金を火災などから守るために、容器に入れて庭に埋めていたということですが、3億6000万円もの大金を庭に埋めておくというのがマンガや映画に出てくるような話です。
現金を埋めた場所を知っていた者の犯行でしょうか?普通の泥棒が侵入して、庭を適当に掘って現金を奪ったとは考えにくいと思います。
金庫を過信しすぎて逆に防犯意識が薄まり、無施錠のまま外出しているすきに金庫から現金を奪われるという事件も発生しています。
金庫があるから安心であるとはとても言えない時代になっていますが、庭の中に埋めておくというのも安全とは言えません。
現金は普通のことですが、やはり金融機関などに預け入れるのが一番安全ではないでしょうか。
また、外部の者による犯行であるならば、簡単に建物の中に侵入させてはいけません。
目立つ威嚇機器を設置して防犯システムが設置されていることを外部にアピールし、侵入対象から外させる、防犯カメラを設置して映像を記録していることで犯行の抑止力とする、窓や扉を強化し侵入には時間がかかると泥棒に思わせるなど、さまざまな防犯対策があります。
それらをさらに併用することでより強力で安全な防犯対策となります。
<1月29日8時24分更新 ANNテレビ朝日系より>
『伊万里市山代町に住む80代の会社役員の男性は、現金3億6000万円を自宅の庭に埋めていました。しかし、去年10月、埋めた場所の様子がおかしいことに気づいて土を掘り返したところ、盗まれたことが分かり、通報したということです。
警察は事件性が高いと判断し、28日に公表に踏み切りました。
男性は「貯金を火災などから守るために、容器に入れて庭に埋めていた」と話しています。』
投稿者: スタッフ (2009年1月29日 15:36)