今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「上海グループ」空き巣中国人窃盗団の手口
「上海グループ」劇団?いいえ中国人窃盗団の名称です。
サムターン回しの手口で空き巣に入り、現金や貴金属を盗む窃盗団のことです。
関西で空き巣200件超「上海グループ」2人を逮捕
サムターン回しの手口で空き巣に入り、現金や貴金属を盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗などの疑いで、いずれも中国籍、大阪市浪速区の無職、K(50)とJ(39)の両被告=窃盗などの罪で起訴=を再逮捕した。両容疑者は関西で空き巣を繰り返す中国人窃盗団「上海グループ」のメンバーで容疑を認めている。
同課は別の窃盗事件で逮捕した中国人の男からの情報提供を受け、上海グループを捜査。平成19年7月から、両容疑者を含む男女10人を窃盗などの疑いで逮捕し、空き巣225件(約6870万円相当)の被害を確認している。両容疑者にはほかにも、200件(約5000万円相当)の余罪があるとみて捜査する。
調べでは、両容疑者は昨年10月15日ごろ、神戸市に住む飲食店経営の女性(56)のマンションに侵入し、約2万6000円とネックレスなど38点(270万円2000円相当)を盗んだ疑い。
同課によると、上海グループには上海出身の50人がいるとみられ、メンバーは3、4人単位で空き巣を行っているという
(2月6日産経新聞)
中国人など外国人窃盗団の特徴は?というと
・組織化(複数で分業化)
・凶悪化(武器を持っている。武器に精通している)
・短時間化(数分で犯行終了)
・盗むモノ(現金・貴金属・家電製品・日常品)
と、聞くだけで恐ろしいです。
実際に、居合わせると強盗に早変わり。命も危険にさらされます。
空き巣でサムターン回しの手口であれば、扉の側に小さな穴が空いているだけということも多いです。
郵便受けから手を突っ込んだり、特殊器具を突っ込む手口なら穴も開かず、被害に遭ったことに気づかず発見が遅れることも多々あります。
通帳やカード、健康保険証、パスポートなどを盗まれた場合には、被害はもっと拡大します。
カードの情報をスキミングして偽造して預金をごっそり下ろしたり、別の犯罪にパスポートを使用されたりといったこともあります。
徳島ではベトナム人窃盗団による量販店の常習累犯窃盗の判決が出たようですが、日本という国には諸外国からどんどん窃盗犯も来日しているのです。
平和呆けならぬ安心呆けにならないためにも、防犯意識を高めて、自衛することが必要です。
投稿者: スタッフ (2009年2月 9日 13:13)