今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
電気点検、行商装い窃盗200件。高齢者狙い
高齢者をターゲットにした窃盗手口で「電気点検などを装って上がり込み金品を盗む」というのがあります。
逮捕、起訴された3人の窃盗犯は、2003年12月から栃木、茨城、千葉、福島の4県で計207件に及ぶ窃盗を繰り返していました。被害総額は計約4340万円にもなります。
認知症で一人暮らしの女性が約3000万円を盗まれたこともあったということです。
(2月16日 時事通信より一部引用)
電気点検を装った窃盗の場合、複数のメンバーで自宅を電気工事士の服装で工具なども持ち訪問しています。
「○○電力ですが電気の点検にきました」といった言葉で信用させ、一人が家の人を「外のメーターに一緒に来てください」と誘導し、不在になった間に別のメンバーがカバンや家の中を物色、現金などを盗むという手口です。
そのまま強盗になることもあり、注意が必要です。
家の中に上がりこみ、言葉巧みに色々と情報を取り、信用させるのです。
又、「屋根の瓦の点検」「水道の点検」「雪かき」などを勝手に行い、法外な費用を請求するという手口もあります。依頼もしていないのに何故?と思いながらも、支払ってるお年寄りも多いようです。
実は我が家にも「屋根の瓦の点検」と称する人物がきました。近所の屋根の瓦を修繕していて我が家の屋根の瓦が外れかけているのが見えたので修繕しませんか?というもの。
そのままにしておくと雨漏りなど被害が出るというのです。
ところが我が家は工務店。「そんな工事なら自分のところでします」と相手にされず撃沈しました。
この男、それでそのまま帰らず「仕事ありませんか?」と自分を売り込んだというからあきれ果てます。
ほんとこういつ手でお年寄りから高額な費用を請求しているのかと家族からこの話を後で聞かせれ思いました。
自分の頼んでもいない点検や工事の人は絶対に相手にしない。
家の中に入れない。
ということが大切です。
投稿者: スタッフ (2009年2月17日 09:59)