今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
スーパーで万引き犯逮捕、実は無関係 防犯カメラで判明
愛知県名古屋市のスーパー万引きをしたとして高校生の男子生徒(17)が逮捕されましたが、防犯カメラの映像を確認したところ、実は無関係だったことが分かりました。
犯人が着ていたオレンジ色のジャンパーと同じようなものを少年が持っていたことから警察署に任意同行を求め、緊急逮捕したということです。
しかし、少年が「自分はやっていない。ジャンパーは友達から返してもらった」と容疑を否認したため、パチンコ店の防犯カメラを調べた結果、男子生徒の任意同行後も、万引きをしたとみられる3人組が店内にいる映像が確認されたということです。
今回の事件では、防犯カメラが設置されていることによって犯行を事前に防ぐこと、犯行の抑止力としては働きませんでしたが、事件後、犯人の特定、誤認逮捕が明らかになりました。
このように防犯カメラの用途は様々です。
ここは防犯カメラがついているから侵入するのはやめておこう、という犯罪の抑止力として、また、今回のような事故後の犯人特定や確認として、従業員管理や建物内への入退出管理など一つの用途に限らず様々な効果が期待できます。
今後も、この傾向は拡大していくでしょう。一旦、防犯カメラを設置して数年後に取り外すというところは少ないはずです。一度利用すると、その場所においてはなくてはならないものとなるのではないでしょうか。
防犯カメラシステム
見える防犯システム
防犯監視カメラサイト
<2月18日15時39分配信 読売新聞より>
『愛知県警港署は、名古屋市港区のスーパーで万引きをしたとして、同区、高校2年の男子生徒(17)を誤認逮捕したと18日発表した。
男子生徒は17日夕、窃盗容疑で緊急逮捕されたが、事件とは無関係だったことが判明し、約2時間後、釈放された。
発表によると、17日午後4時10分頃、スーパーで3人組の少年が菓子パン2個など(約1900円相当)を万引きし、警備員を振り切って逃走する事件が発生。
同署員らが周辺を捜索したところ、近くのパチンコ店で目撃証言と一致するオレンジ色のジャンパーを持っていた男子生徒を発見。
同署へ任意同行を求め、緊急逮捕した。
しかし、男子生徒は調べに対し、「自分はやっていない。ジャンパーは友達から返してもらった」と容疑を否認。
このため、パチンコ店の防犯カメラを調べた結果、男子生徒の任意同行後も、万引きをしたとみられる3人組が店内にいる映像が確認されたという。』
投稿者: スタッフ (2009年2月19日 10:23)