今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
表札泥棒
世の中にはおかしなものを盗む泥棒がいるものです。
2月17日に捕まった泥棒が盗んでいたもの、それは「表札」です。
他人の玄関先から表札を盗んだとして、警視庁荒川署は17日までに、住居侵入と窃盗の疑いで、埼玉県蕨市中央、無職男(42)を再逮捕しました。
酔っ払って盗んでしまったのかと思いましたが、自宅には表札約290枚があり、警察に押収されました。
男は容疑を認め、「珍しい名前で、楷書(かいしょ)体で書かれた表札が好きだった。電話帳で探し、住所を調べて盗んだ」と供述しているということです。
同署は、同容疑者が約5年前から都内と埼玉、千葉両県で同様の行為を繰り返していたとみて調べています。
わざわざ電話張で珍しい名前を探し、その住所を調べて表札を盗む・・・なんともおかしなコレクションですが、時々こういうコレクションのために盗みを働く泥棒がいます。この男は自宅アパート(6畳一間)の敷布団に整然と並べて毎晩一緒に就寝していたといいますからあきれてしまいます。
窃盗犯の多くは、現金に換金することが目的で現物を盗みます。
家電商品やパソコン、仏像も換金できる時代です。
ところが、中には自分のコレクションにするために窃盗を働く泥棒もいます。
下着泥棒、上履き泥棒、ぺこちゃん泥棒・・・。
又、侵入した家から必ず記念に何かを持ち帰りコレクションしていた泥棒もいました。
いつ、どこからをきちんと記録していたということですからあきれてしまいます。
その記録で足がついて、余罪も明らかになったというのは、自業自得ということでしょう。
投稿者: スタッフ (2009年3月 2日 13:10)