今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
高級品狙いの窃盗グループ逮捕 下見や実行犯など役割分担
埼玉県など1都6県の貴金属店などの高級品ばかりを狙った窃盗グループ3人が逮捕されました。
28件8000万円相当の犯行を繰り返し、被害総額は1億円を超えるとみられています。
手口としては、まず現場の下見や実行犯などの役割を決めています。
白昼堂々、営業中の貴金属店やブランドショップなどに客として訪れ、自ら持ち込んだネックレスを店員に査定してもらっている間に、ショーケースのガラスをドライバーで外すなどして、貴金属を盗んだいたということです。
<3月11日23時7分 フジテレビFNNニュースより>
まだ逮捕されていない窃盗グループのメンバーも3人ほどいるようで、さらなる警戒が必要です。
下見を行っていたということですが、犯行現場の下見の際、防犯カメラが設置されている店舗や防犯対策がきっちりされているところを避け、そうでないところをターゲットとして選んでいたのではないでしょうか。
客を装って営業時間中の店舗で犯行を行う訳ですから、顔を隠して入店するわけにはいきません。
そうなると、必然的に防犯カメラで映像を録画していない店舗だけを狙うしかありません。
つまり、防犯カメラがついている店舗はターゲットから外れ、ついていない店舗はターゲットとなってしまったことになります。
事前の防犯対策が有効なのは、このように犯行の対象から外れるかどうかという点が重要になります。
投稿者: スタッフ (2009年3月13日 09:52)