今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
おにぎり1個が20万円に・・・
放送局の男性記者(49)が昨年8月に島根県江津市のスーパーで、おにぎりを万引きしたとして書類送検され、窃盗罪で簡易裁判所から罰金20万円の略式命令を受けていたことが、13日分かりました。
記者はすでに罰金を納付しましたが、放送局には報告していなかったようです。
島根県警によると、記者は昨年8月8日午後3時ごろ、江津市内のスーパーで、陳列されていたおにぎり1個(105円相当)をポケットに入れたところを店側に見つかりました。
調べに対し、「魔が差した」などと供述しているようです。
「魔が差す」・・・悪魔が心に入り込み、一瞬判断や行動を誤る。
おにぎり1個で20万円の罰金、さらに記者という職を失う恐れもあります。
男性記者からすると、文字通り悪夢のような出来事になりそうです。
ただし、「万引き」という響きだけなら大したことはないように聞こえますが、人の物を盗む犯罪行為です。
被害に遭った店にすれば、たかが万引きと言えども、積み重なれば大きな被害となります。
深刻な万引き被害によって倒産や廃業に追い込まれる店も実際にあるようです。
(書店では1店当たり、年間の万引きによる平均被害額は約210万円にも上るようです)
軽い気持ちでやった万引きに味を占め、病み付きになってその後も繰り返してしまう、そういう人も多いかもしれません。
対策として、タグによる万引き防止機や、防犯カメラ・ミラーの設置などもありますが、営業時間中は警備員や店員が注意して店内を巡回するなどの対策も必要です。
投稿者: スタッフ (2007年4月13日 15:50)