今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
福井県の新設中学校から新型プラズマテレビなど9台盗まれる
今月開校した福井県越前町の中学校で、19日夜から20日朝にかけて、教室の新型プラズマテレビなど9台が盗まれていたことが分かりました。
隣接する鯖江市の中学2校でも3月、テレビが盗まれる事件が発生しているようです。
県警鯖江署の調べによると、20日午前6時45分ごろ、出勤した教諭が校舎1階南側の窓ガラス1枚が割られているのを発見しました。
2、3年の教室などで、地上デジタル放送対応の42型プラズマテレビ8台と32型液晶テレビ1台、DVDプレーヤー1台がなくなっていました。
被害額は約130万円ということです。
19日午後8時ごろに別の教諭が帰宅する際には異状はなかったということです。
<4月21日11時8分配信 読売新聞より>
学校の職員室から、教員の現金やノートパソコンなどが盗まれたというニュースは時々目にしますが、新設の中学校からテレビが盗まれるという事件は珍しいのではないでしょうか。
新しい学校ということで、中に置いてある設備も新品が多いと考えた泥棒の犯行でしょうか。
子供の安全などを考慮して防犯カメラを設置する学校が増えてきていますが、防犯対策として重点を置いているのは校内に人がいる間ではないでしょうか。
夜間など無人時の防犯対策はあまり考えられていないところが多いのではないでしょうか。
学校では盗られるものはあまりないと思われるかもしれませんが、今回被害に遭われたようなテレビなどの設備、教職員のパソコン及び生徒などの個人情報や試験問題などの重要情報など、金品に換えることができないようなものも保管されています。
何か被害に遭ったとき、一番困るのはこういったものの被害ではないでしょうか。
そうならないための事前の防犯対策です。
教育施設セキュリティ(防犯対策)
投稿者: スタッフ (2009年4月21日 17:19)