今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
パワーシャベルの鍵を盗み、野球場のベンチ破壊。うっぷん晴らし。
パワーショベルのかぎを盗んで勝手に運転し、野球場のベンチなどを壊した無職の少年(18)。
警視庁少年事件課などは窃盗と器物損壊の疑いで、逮捕。友人の同区の無職の少年(18)=別の窃盗容疑で逮捕=を書類送検しました。
2人は「ニート生活をしていておもしろいことがなかった。うっぷん晴らしにやった」などと容疑を認めている。
2人は昨年12月8日午後8時ごろ、練馬区石神井町の石神井公園で、工事のため止めてあったパワーショベルの運転席からエンジンキーを盗んだ疑い。
15日午後7時半ごろから約30分間、2人で交互にパワーショベルを運転し、公園内の野球場の倉庫や三塁側ベンチなどを壊した疑いがもたれている。犯行を目撃した付近の住民が110番通報した。
少年は「解体のアルバイトをしていたときに、先輩から教わって運転を覚えた。運転できることを自慢したかった」などと話している。2人は無免許だった。
(4月30日産経新聞より抜粋)
あまりにも幼稚な理由で犯罪を起こす少年たちですが、この傾向は大人でも同じです。
●「派遣の契約が切れうっぷん晴らしに」刃物を振り回した28歳男。
●「道を聞かれて無視されて腹が立って殴った」29歳男。相手は鼻の骨骨折。
●子供にカップめんを賭けられて息子(20歳)の首を締めた自衛官44歳。
●「サイレンの音が好きで、聞きたかった。騒ぎになって、消防車が何台来るか興味があった」と放火をした30歳男。
いったい何故こんな理由で犯罪を起こすことができるのでしょうか?
犯罪を無くすためにはその原因を突き止め、なくすことが必要です。
犯罪を起こす犯人たちの考え方、心理を分析していくことが必要です。
どんな防犯対策も、相手は人です。
泥棒や犯罪者のことをきちんと把握し防犯対策につなげるということが必要です。
投稿者: スタッフ (2009年5月 1日 10:51)