今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
「停留」
新型インフルエンザの新型インフルエンザの感染が確認された大阪府立高校の生徒らとともに、カナダに短期留学をしていた生徒らは、感染拡大を防ぐため、成田空港近くのホテルで10日間の「停留」措置が取られています。
外出を禁じられ、ホテル内で生徒同士が接触することもできないという不自由な生活。
生徒らは1日のほとんどを個室で1人きりで過ごしています。食事はほかの生徒と同じ場所に集められますが、それぞれが数メートル離れて着席させられ、私語は許されないなど、厳重な措置が取られているということです。
今回は、「早期発見・初期対応」として、機内検疫、感染者及び感染の可能性のある人を「停留」という対応で、拡大するのを防いでいるようです。
今回感染した高校生たちがカナダで「マスクをしていなかった」ということが、是が非かがいろいろとニュースなどでもとり立たされていますが、マスクをしている人がほとんどいない中集団ですると異様に目立つという意見もある意味わかる気がしますが、結果的には感染者が出て、大きな被害が発生しました。
高校生のため帰国が遅れても問題ないか?というとそうでもなく、試験が迫っているため授業の遅れなどの心配も出てきています。
もしこれがビジネスマンであれば・・・・・10日間もの空白をビジネスで空けてしまったら大きな機会損失、そして信用失墜になってしまうでしょう。
但し、万が一感染していたことを知らずに取引先などに訪問して二次感染などの被害がでたら、それこそ取り返しがつかない失態となってしまいます。
どこまで「予防」するか?
「マスク」がどこまで効果があるかということもありますが、うがいや手洗いの徹底、人通りの多い場所にはいかないなどの徹底を実施するのは大切なことです。
防犯(泥棒対策)と同じです。予防がマスクなら、この「停留」にあたるのが、一次警戒、二次警戒・・といった警戒ラインに当たるのではないかと考えます。
早期発見を段階的に実施し、夫々の段階で最も効果的な威嚇撃退方法をとり、被害を最小に防ぐ。
感染者、感染予備軍を「停留」させるのは、被害を最小に防ぐためにやはり必要なことだと思います。
投稿者: スタッフ (2009年5月12日 16:25)