今日巷で話題の犯罪について防犯のプロが語る
なりすましにご注意
以前も紹介した事のある事件ですが、住宅から盗んだキャッシュカードの暗証番号を、警察官や銀行員を装って被害者から聞き出す手口の窃盗事件で、警視庁や愛知県警は計49人の窃盗グループを逮捕しました。
この窃盗グループは中国人35人、日本人13人、韓国人1人の計49人。被害総額は21都府県にまたがり計約4億5000万円にのぼるということです。
窃盗グループの中心は上海出身の男(51)で、今までに計1000件以上の盗みをはたらいていたといいます。
この窃盗グループの手口は、住宅に侵入しキャッシュカードを盗み出した後、まず警察官を装った男が被害者に電話をし「銀行に説明しておく」と告げます。その後、銀行員を名乗る女から「暗証番号を変えたほうがいい」と持ちかけて暗証番号を聞き出すという、非常に周到な手口でした。
人の心につけいる手口には、本当に様々な手口があります。
大切なものを盗まれて動揺している時に、警察を名乗る人物から電話が来ると信用してしまいますよね。
金融機関や警察のホームページでも注意を呼びかけていますが、金融機関や警察が電話口で暗証番号を聞くことはありません。
弱っている隙につけ入られないよう、充分にご注意ください。
投稿者: スタッフ (2007年4月19日 10:09)